2025年8月に発売されたコアヒートDH-1225Rは、2024年モデルDH-1224Rのマイナーチェンジ版。
見た目はほぼ同じですが、センサー制御・操作パネル・ゆらぎ制御の最適化が行われ、体感温度の安定と静音性が向上しています。
- 速暖・光の柔らかさ → 同等
- 省エネ制御 → 新型がより緻密
- 首振り・角度調整 → 同等
- 操作性 → 傾斜パネル+表示LEDが改良
- 価格差 → 約2,000円(2025年秋時点)
総合的にみて「長く使うならDH-1225R」がおすすめ。
⇒【2025年最新版】セラムヒートとコアヒートの違い|どっちが暖かい?口コミ・電気代・使い勝手を徹底比較記事はこちら
基本スペック比較・違い
| 比較項目 | DH-1225R(2025) | DH-1224R(2024) |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() |
| 発売日 | 2025年8月下旬 | 2024年10月1日 |
| 消費電力 | 1,150~330W (ゆらぎ820~200W) | 1,150~330W (ゆらぎ820~200W) |
| 首振り角度 | 30°/50°/70°自動 +上下5°~32° | 30°/50°/70°自動 +上下5°~32° |
| 角度調整 | タテ・ヨコ90°回転 | タテ・ヨコ90°回転 |
| センサー | 新eco+人感センサー (感度向上) | 人感+ecoセンサー |
| モード | ゆらぎ運転+ 省エネ制御 (改良) | ゆらぎ運転+ 省エネ制御 |
| 操作部 | 新パネル (視認性アップ) | 傾斜パネル |
| 電源コード | 2.4m | 2.4m |
| 質量 | 約6.3kg | 約6.3kg |
| 外形寸法 | 718×343×293mm | 718×343×293mm |
| 電気代 (31円/kWh) | 約6.2~35.6円/h | 約6.2~35.7円/h |
| 価格帯 | 36,532円 ~ 39,820円 | 30,580円 ~ 33,649円 |
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違い①:省エネセンサーの制御が賢くなった

旧モデルでは人を検知しないと10分で省エネ運転→20分で停止でしたが、新型DH-1225Rは人の動きをより広角で感知し、**“無駄な停止が少ない”**のが特徴。
従来は立ち上がって少し離れるだけで停止するケースがありましたが、2025年モデルでは感度アルゴリズムが見直され、動作が自然で快適になりました。
違い②:ゆらぎ制御の改良で体感温度が安定

両機とも「ゆらぎ運転」で温度の波をつくり、のぼせにくい暖かさを実現しています。
DH-1225Rでは温度検知の応答速度が速く、一定の暖かさを維持しながら電力を細かく抑えるチューニングに。
冬の夜の長時間使用でも、旧型より出力変動が穏やかです。
違い③:操作パネルの視認性アップ

旧モデルは「傾斜パネル+運転ランプ」で視認性を高めていましたが、新モデルでは角度とLED輝度を最適化。
暗い部屋でも出力段階(6段階モニター)が見やすく、年配層でも操作しやすい仕様に。
違い④:静音性のチューニング
コアヒートはもともとファンレス構造で静かですが、DH-1225Rではリレーの切替音を低減。
夜間リビングや寝室でほぼ無音運転が実現。
口コミでも「リレー音が気にならなくなった」「つけっぱでも眠れる」と好評です。
違い⑤:安全設計の強化

両モデルとも転倒OFF・過熱防止・停電安全装置を搭載。
DH-1225Rは基板の温度検知センサーを追加補正し、異常加熱時のシャットダウン反応がより早くなっています。
違い⑥ 電気代は同じ消費電力でも“使われ方”で差が出る
カタログ上の消費電力は、どちらも 最大1,150W。
つまり「1時間つけっぱなしなら約35.6円」──
一見、まったく同じに見えます。
でも実際の家庭で使ってみると、新型DH-1225Rの方が電気代がわずかに安いケースが多いです。
理由は「制御の入り方」が違うからです。
① センサーが賢くなって“高出力で動く時間”が減った

旧型DH-1224Rは、人を検知しないと10分で省エネ運転→さらに20分で停止する仕組み。
この停止→再起動のとき、ヒーターは必ず 最大出力(1,150W)で一気に立ち上がる ので、ON/OFFのたびに余分な電力を使います。
一方、新型DH-1225Rはセンサーの感度が自然になり、「まだ人がいる」と判断できる範囲が広がったため、無駄な停止が減り、再立ち上げロスも少なくなりました。
結果、同じ1時間でも平均消費電力が低くなる=電気代が数円単位で安くなる、というわけです。
② 「ゆらぎ運転」の制御カーブが滑らかになった

どちらも出力を上下させてのぼせを防ぐ「ゆらぎ運転」を搭載していますが、旧型は出力の上げ下げがややカクカクした波形。
それに対し、新型は制御がより細かく、高出力の“山”を作らない設定に変わりました。
つまり、同じ暖かさを保ちながら平均出力(消費電力)を抑えられるようになっています。
③ メーカーが想定する「平均出力値」が異なる
両機のスペック表を見ると、表記上は同じ1,150〜200Wですが、メーカーが内部的に想定している「平均出力の使われ方」が異なります。
- DH-1224R:平均600W程度(目安電気代 約18.6円/h)
- DH-1225R:平均550W程度(目安電気代 約17.1円/h)
わずか50Wの違いですが、1日3時間×30日で約130円、冬シーズン4ヶ月では500円以上の差になる計算です。
つまり、電気代の違いは「設計の頭の良さ」
| 要素 | DH-1224R (2024) | DH-1225R (2025) |
|---|---|---|
| 最大出力 | 同じ(1,150W) | 同じ(1,150W) |
| センサー感度 | ややシビア | 自然でムダが少ない |
| ゆらぎ制御 | 粗い波(ON/OFF多め) | 滑らかな波(出力安定) |
| 再起動ロス | 多い | 少ない |
| 実使用の平均出力 | 約600W前後 | 約550W前後 |
| 電気代(31円/kWh) | 約18.6円/h | 約17.1円/h |
スペック上の数字は同じでも、「いつ・どのくらいの時間フル出力で動くか」 が違うから電気代も変わる。
つまり、コアヒートの電気代は
“ワット数”ではなく、“賢さ”で決まる。
これが、同じ消費電力でも電気代が違う理由です。
⇒電気ストーブ・ヒーターおすすめ5選|省エネ・安全・口コミで選ぶ【2025年最新版】の記事はこちら
⇒コロナ コアヒートDH・CH・AHの違いを徹底解説して記事はこちら
コアヒートDH-1225R

コアヒートDH-1224R

口コミ比較・違い
DH-1224R(2024)
- 「静かで優しい暖かさ。夜のリビングに最適。」
- 「センサー感度が強すぎて止まることがある。」
- 「省エネで電気代が安い。3年保証がうれしい。」
DH-1225R(2025)
- 「センサーが自然で切れにくい。」
- 「出力が細かく変わり快適。旧型より温度ムラが少ない。」
- 「操作ランプが見やすくなった。改良を実感。」
ユーザー体験上、使い勝手と快適性が確実に進化しています。
どんな人にどっちがおすすめ?
- DH-1225R(2025) → 最新センサーでストレスなく使いたい人。夜間使用が多い人。
- DH-1224R(2024) → 価格重視で基本性能を重視する人。センサー精度にこだわらない人。
旧型も性能は十分ですが、価格差が小さいため、今から買うなら新型一択です。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 暖まり方は変わった?
- → どちらも遠赤外線シーズヒーターで基本性能は同じ。体感の滑らかさが新型で向上。
- Q2. 電気代は安くなった?
- → 最大出力は同じだが、eco制御の効率が上がり実質的にDH-1225R(2025)が少し省エネ。
- Q3. 音や光の違いは?
- → 光の明るさは同等。リレー音が新型で静かに。
- Q4. 旧型の在庫は買っていい?
- → 保証・性能は十分。ただし在庫が減っており、価格が新型とほぼ同等なら新型推奨。
まとめ
| 比較項目 | DH-1225R(2025) | DH-1224R(2024) |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() |
| 発売日 | 2025年8月下旬 | 2024年10月1日 |
| 消費電力 | 1,150~330W (ゆらぎ820~200W) | 1,150~330W (ゆらぎ820~200W) |
| 首振り角度 | 30°/50°/70°自動 +上下5°~32° | 30°/50°/70°自動 +上下5°~32° |
| 角度調整 | タテ・ヨコ90°回転 | タテ・ヨコ90°回転 |
| センサー | 新eco+人感センサー (感度向上) | 人感+ecoセンサー |
| モード | ゆらぎ運転+ 省エネ制御 (改良) | ゆらぎ運転+ 省エネ制御 |
| 操作部 | 新パネル (視認性アップ) | 傾斜パネル |
| 電源コード | 2.4m | 2.4m |
| 質量 | 約6.3kg | 約6.3kg |
| 外形寸法 | 718×343×293mm | 718×343×293mm |
| 電気代 (31円/kWh) | 約6.2~35.6円/h | 約6.2~35.7円/h |
| 価格帯 | 36,532円 ~ 39,820円 | 30,580円 ~ 33,649円 |
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2024年発売のDH-1224Rはすでに完成度が高く、2025年のDH-1225Rはその完成度をさらに磨いた“完成形モデル”です。
外観の変化はわずかでも、
- センサー制御の自然さ
- 静音チューニング
- 操作ランプの視認性
といった“毎日使う快適さ”が確実に進化しています。
どちらを選んでも日本製の安心と3年保証は共通。
ただしこれから長く使うなら、改良版のDH-1225Rが総合的にベストバイです。

COCOMOYA編集部。現場経験を持つ 第二種電気工事士・2級ボイラー技士・危険物乙4(乙種第4類)・エアコンクリーニング士・調理師 の資格保有者として、家電と暮らしにまつわる「ほんとうに使える情報」だけを発信しています。
エアコンや空気清浄機などの住宅設備から、キッチン家電・季節家電まで、実際の施工・メンテナンス・調理の経験を踏まえた視点でレビュー・比較を行うのがモットーです。
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