DAFNI nano・nano plus・powerの違いは?
ブラシでとかすだけでスタイリングができるヒートブラシ「DAFNI(ダフニ)」シリーズ。
なかでも人気なのが、ショート〜ボブ向けのDAFNI nano、ケア重視のDAFNI nano plus、ミディアム〜ロング向けのDAFNI powerの3機種です。
ただ、どれも2万円台前半でスペックも似ているため、「自分にはどれが合うの?」と迷いやすいのも事実です。
結論
- 選び方は「髪の長さ」と「ダメージ具合」でほぼ決まる
- ショート〜ボブで朝の支度を時短したい → DAFNI nano
- ショート〜ミディアムでダメージ・パサつきが気になる → DAFNI nano plus
- ミディアム〜ロングで広がり・うねりを一気に抑えたい → DAFNI power
ここからは、3機種のスペックや仕上がりの違いを詳しく比較しつつ、「どのタイプの人がどれを選ぶべきか」を分かりやすく解説していきます。
DAFNI nano・nano plus・powerの違いを一覧比較
まずは3機種のスペックと特徴を、縦並びの比較表でざっくり確認しておきましょう。
| 項目 | DAFNI nano | DAFNI nano plus | DAFNI power |
| 画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 価格(税込) | 22,000円 | 23,000円 | 22,900円 |
| 温度 | 約185℃ | 約185℃ | 約185℃ |
| 想定する髪の長さ | ショート〜ボブ | ショート〜ミディアム | ミディアム〜ロング |
| 仕上がりのイメージ | ふんわりナチュラルストレート | ツヤとまとまり重視のストレート | 広がり・うねりを抑えたストレート |
| サイズ・重さ | 約W33×D44.5×H233mm/約275g | 約W33×D45×H233mm/約285g | 約W56×D53×H260mm/約370g |
| プレートの特徴 | 標準プレート | アルガンオイル配合プレート | 広いブラシ面で一度に広範囲を整えやすい |
| 電源・電圧 | AC100-240V(国内海外兼用) | AC100-240V(国内海外兼用) | AC100-240V(国内海外兼用) |
| こんな人におすすめ | ショート〜ボブ トップをふんわりさせたい人 | ダメージ毛・エイジング毛でツヤも欲しい人 | ミディアム〜ロングで広がりを 一気に抑えたい人 |
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3機種とも温度は約185℃で、海外対応・自動電源OFFなどの基本機能は共通です。
違いが出るのは主に「想定している髪の長さ」「プレート仕様」「サイズと重さ」の3点と考えてOKです。
違い① 想定している髪の長さの違い
最初にチェックしてほしいのは「自分の髪の長さに合っているかどうか」です。
ここを間違えると、どんなに良いモデルでも使いづらく感じてしまいます。
DAFNI nano|ショート〜ボブの「朝の寝ぐせリセット」向き

出典:楽天市場(TBS カイモノラボ)
DAFNI nanoは、ショート〜あご下ボブくらいまでの長さを想定したコンパクトモデルです。小回りが効くサイズ感で、
- 寝ぐせでハネたショートヘアのリセット
- ぺたんこになりがちなトップのふんわり立ち上げ
- 前髪・顔まわりのニュアンスづくり
といった「毎朝の細かい調整」に向いています。

「コテやストレートアイロンだと、前髪をやりすぎて“アイロンしました感”が出ちゃうんですが、nanoならブラシっぽく仕上がるのが良さそうですね。」
DAFNI nano plus|長さはnanoと同じ、でもケア重視

出典:楽天市場
nano plusは、長さのレンジ自体はnanoと大きく変わりません。ショート〜ミディアムあたりまでの人向けですが、プレートにアルガンオイルを配合しているのが特徴です。
- カラーや白髪染めを繰り返していて毛先がパサつく
- 普通のアイロンだと引っかかりやすくて不安
- エイジング毛でツヤが出にくい
こうした髪質の人ほど、nano plusの「すべりの良さ」や「まとまりやすさ」の違いを感じやすいモデルです。
DAFNI power|ミディアム〜ロングの「広がり・うねり抑え」に特化

出典:楽天市場
powerは、鎖骨〜胸下ロングまでのミディアム〜ロングヘアを想定した大きめヘッドのモデルです。ブラシ面が広く、
- 中間〜毛先の広がりを一気に抑えたい
- ブローとストレートアイロンの2ステップを1本にまとめたい
- 量が多くて乾かしたあとに膨らみやすい
といったニーズにフィットします。逆にショートやボブだと「ヘッドが大きすぎて細かい部分に入りづらい」と感じやすいので注意です。
違い② プレート仕様と仕上がりの質感の違い
3機種とも温度はおおよそ185℃前後で共通ですが、プレートの仕様やヘッド形状によって仕上がりの質感が変わります。
仕上がりの違い
- nano:ふんわり自然なストレート。寝ぐせリセットとボリューム調整向き
- nano plus:ツヤとまとまり重視。ダメージ毛・パサつきが気になる人向き
- power:広がりを抑えてツヤを出す。量が多いロングを一気に整えたい人向き
とくにnano plusは、「髪がどれくらい傷んでいるか」で評価が変わりやすいモデルです。ダメージ少なめの人だと「nanoとの違いが分かりにくい」という声もありえますが、ダメージ大きめの人ほど、引っかかりの少なさやツヤ感の違いを感じやすくなります。

「白髪染めとカラーで毛先がパサパサなので、普通のアイロンだと髪がさらに傷みそうで…。nano plusなら、毎朝のスタイリングも少し安心して続けられそうですね。」
違い③ サイズ・重さによる使いやすさの違い
もうひとつ見逃せないのがサイズと重さです。毎朝5〜10分使うと考えると、100gの差でも腕や肩への負担が変わってきます。
- nano:約275gでコンパクト。手が小さい人や不器用な人でも扱いやすい
- nano plus:約285gでnanoとほぼ同じ重さ。アルガンオイル配合プレートでも取り回しは軽い
- power:約370gと3機種の中では最も重く、ヘッドも大きめ

「ロングヘアでpowerを検討している人は、“毎朝しっかり使う”前提で、自分の腕力や肩こりの有無も少しイメージしておくと安心です。」
ロングでも腕や肩に不安がある人は、
- 根元〜中間はnano/nano plusで整える
- 毛先だけはコテやストレートアイロンで仕上げる
という組み合わせにするのも現実的な選択肢です。すべてを1本で完結させるより、「ベース作り」と「仕上げ」を分けたほうがスタイルが決まりやすいケースもあります。
タイプ別|どのDAFNIを選ぶべき?
あなたに合うDAFNIはこれ
- ショート〜ボブで朝の寝ぐせリセットを時短したい → DAFNI nano
- ショート〜ミディアムでダメージ・パサつきが強い → DAFNI nano plus
- ミディアム〜ロングで、広がり・うねりを一気に抑えたい → DAFNI power
ショート〜ボブで「朝をラクにしたい」人は nano

ショート〜ボブの人は、まずDAFNI nanoを基準に考えるのがおすすめです。
寝ぐせでハネた毛先や、ぺたんこになりがちなトップ、前髪のニュアンスづくりなど、毎朝の「細かい直し」をまとめて引き受けてくれます。

「ブラシでとかす感覚で使えるなら、不器用な私でもなんとかできそうです…!」
ダメージ毛・エイジング毛は nano plus を第一候補に

カラーや白髪染め、パーマでダメージが強い人は、DAFNI nano plusを第一候補にしてOKです。
アルガンオイル配合プレートの「すべりの良さ」は、毎朝のストレス軽減に直結します。
価格差はnanoと比べて1,000円ほどなので、長く使うことを考えると「毎朝の使いやすさに投資する」という感覚で選ぶのもアリです。
ミディアム〜ロングでボリュームを一気に抑えたい人は power

ミディアム〜ロングで、広がりやすくてまとまりにくい人は、DAFNI powerがもっとも時短効果を実感しやすいモデルです。
ブローとストレートアイロンの2ステップを「power1本」に置き換えやすくなります。

「今は『ドライヤー+ブラシでブロー → アイロン』で30分以上かかるので、powerで20分以内になってくれたらかなり助かります…。」
ただし前髪や顔まわりなど細かい部分は少しやりづらいので、
- 髪全体はpower
- 前髪や毛先のニュアンスは細めのコテ/ストレートアイロン
といった「二刀流」で考えておくと、仕上がりの満足度が高くなります。
よくある質問Q&A
- Q. すでにストレートアイロンがあるのに、DAFNIも必要?
- A. 役割が少し違います。ストレートアイロンは「しっかり伸ばす・巻く」のが得意、DAFNIは「とかすだけでそれなりに整える」のが得意です。

「平日はDAFNIで“5〜10分でそこそこキレイ”、休日やイベントの日はアイロンで“しっかりキレイ”と使い分けると、毎日の負担をかなり減らせます。」
- Q. nano と nano plus、どっちを選べばいい?
- A.ダメージが少ない人・健康毛寄りの人はnanoでも十分満足できるケースが多いです。
一方で、・カラー、白髪染めを定期的にしている・毛先のパサつきや広がりが気になる・普通のアイロンで引っかかりを感じるといった人は、nano plusのほうが長期的な満足度は高くなりやすいです。
- Q. ロングだけど、powerの重さが心配です…
- A. 腕や肩に不安がある人は、あえてnano/nano plus+コテという組み合わせもアリです。根元〜中間は軽いnanoシリーズで整え、毛先だけコテでワンカールを入れると、負担を抑えつつ“きちんと感”のあるスタイルを作りやすくなります。
まとめ|迷ったら「長さ」と「ダメージ」でシンプルに選べばOK
DAFNI nano・nano plus・powerの3機種は、どれも「ブラシでとかすだけでスタイリングできる」という点では共通しています。
最終的な選び方は、次の2つを基準にシンプルに決めてしまえばOKです。
- 髪の長さ(ショート〜ボブ/ショート〜ミディアム/ミディアム〜ロング)
- 髪のダメージ具合(ダメージ少なめ/ダメージ大きめ)
選び方の結論
- ショート〜ボブで朝の寝ぐせリセットを時短したい → DAFNI nano
- ショート〜ミディアムでダメージ・パサつきが強い → DAFNI nano plus
- ミディアム〜ロングで、広がり・うねりを一気に抑えたい → DAFNI power
あとは、それぞれの機種の口コミや使用感をまとめた詳細レビューもあわせてチェックしながら、あなたの朝のルーティンに一番フィットしそうな1本を選んでみてください。

COCOMOYA編集部。現場経験を持つ 第二種電気工事士・2級ボイラー技士・危険物乙4(乙種第4類)・エアコンクリーニング士・調理師 の資格保有者として、家電と暮らしにまつわる「ほんとうに使える情報」だけを発信しています。
エアコンや空気清浄機などの住宅設備から、キッチン家電・季節家電まで、実際の施工・メンテナンス・調理の経験を踏まえた視点でレビュー・比較を行うのがモットーです。
メーカー目線ではなく、あくまでユーザー目線で「失敗しない家電選び」をサポートします。

