「せっかく買うなら“プロの焼き上がり”を家庭でも味わいたい」
そんなパン好きの願いを叶えるのが、バルミューダのトースターシリーズです。
2023年秋、定番の「The Toaster(K11A)」に加え、上位モデル「The Toaster Pro(K11A-SE)」が新登場。
見た目はそっくりでも、「何が違うの?」「価格差の理由は?」と迷う人が急増しています。
この記事では、2機種のスペック・焼き上がり・口コミ・電気代を徹底比較し、「どっちを買うべきか」をズバリ解説します。
BALMUDA The Toasterとは?

出典:balmuda.com
バルミューダのトースターは、2015年の初代発売から累計100万台以上を突破した人気モデル。
最大の特徴は「スチーム×温度制御」による焼き方です。
1回5ccの水を注ぎ、パンの表面にスチームを発生。
その水分で外側をパリッと、中はしっとり焼き上げます。
まるで焼きたてパンのような食感が再現できることで、家庭トースターの概念を変えました。
比較表|通常モデルとトースタープロの違いまとめ
| 比較項目 | BALMUDA The Toaster (K11A) | BALMUDA The Toaster Pro(K11A-SE) |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() |
| 発売日 | 2023年10月5日 | 2023年11月16日 |
| 定価(税込) | 33,000円 | 38,500円 |
| 消費電力 | 1300W | 1300W |
| サイズ | 357×321×209mm | 357×324×209mm |
| 重量 | 約4.1kg | 約4.1kg |
| 運転モード | 【5モード】 トースト チーズトースト フランスパン クロワッサン クラシック | 【6モード】 トースト チーズトースト フランスパン クロワッサン クラシック サラマンダーモード搭載 |
| ヒーター構成 | 上下ヒーター | 上火集中ヒーター構造 |
| スチーム | 5ccボイラー式 | 5ccボイラー式 |
| 特徴 | スチーム焼きでパンを再現 | “プロの火入れ”を実現する 上火特化構造 |
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違い① 「サラマンダーモード」搭載の有無
通常モデル(K11A)

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トースト・チーズトースト・クロワッサンなど、パン専用モードを中心とした5モード構成。
パンの種類に応じた温度制御で、外サク中モチを再現します。
トースタープロ(K11A-SE)

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新しく追加されたのが、「サラマンダーモード」。
これは、上部ヒーターだけを稼働させ、食材表面に強烈な焼き目をつけるモードです。
たとえば——

- チーズトーストの表面を香ばしく焦がす
- グラタンのチーズに均一な焼き目をつける
- クレームブリュレを焦がしカリッと仕上げる
家庭用トースターでは難しかった“プロの焼き色”を短時間で実現します。
これこそ「Pro」最大の進化点です。
違い② 焼き上がりの質感
通常モデル

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スチームの潤いで「ふわもち」食感。
食パン・クロワッサン・ロールパンなど、パン専用の最適加熱カーブを搭載しており、冷凍パンでも中までしっとり。
トースタープロ

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同じスチーム方式ながら、上火集中制御により焼き色が圧倒的に均一。
チーズトーストの焦げ方・グラタンの焼き目など、見た目からして別格です。
口コミでも「表面の香ばしさ」「チーズのとろけ方」が高評価。
違い③ モード数と温度制御
| モード | K11A(通常) | K11A-SE(Pro) |
|---|---|---|
| トースト | ○ | ○ |
| チーズトースト | ○ | ○ |
| フランスパン | ○ | ○ |
| クロワッサン | ○ | ○ |
| クラシック(170/200/230℃) | ○ | ○ |
| サラマンダー(上火集中) | ― | ○(最大3分) |
「Pro」はクラシックモードに加え、サラマンダー専用回路を内蔵。
短時間・高火力を実現するため、上部ヒーター制御がより精密に。
違い④ デザインと質感
通常モデル:マット仕上げ(温かみのある質感)

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Proモデル:ステンレス調ボディ(ブラッククローム含む)

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Proはキッチンの照明を反射するメタリック質感で、「業務用のような重厚感」があります。
サイズ差:
奥行きが3mmだけ増加(321→324mm)で、設置性は変わらず。
違い⑤ 価格差とコスパ
たった5,500円差で、
- 上火集中制御
- サラマンダーモード
- 高級ステンレス仕上げ
が手に入るのはコスパ良好。
料理の幅を広げたい人には、Proの方が“満足度が高い”と言えます。
電気代の違いは?
| 運転条件 | 消費電力 | 1回(5分)あたり | 1日2回×30日換算 |
|---|---|---|---|
| 通常モデル (K11A) | 1300W | 約1.3円 | 約78円/月 |
| Pro (K11A-SE) | 1300W | 約1.4円 | 約84円/月 |
消費電力は同じ1300W。
電気代の差は月6円ほどしかなく、実質同等です。
「Pro=高火力で電気代が高い」は誤解。
口コミ比較(楽天市場)
K11Aシリーズ(通常モデル)
「食パンがふわふわでもちもち!」
「冷凍パンでも驚くほどおいしい」
「毎朝のパンが楽しみになった」
パン中心の生活にはベスト。操作もシンプルで満足度が高い。
K11A-SEシリーズ(Proモデル)
「チーズトーストの焦げ具合が完璧!」
「サラマンダーでグラタンが店の味」
「高いけど納得のクオリティ。料理好きならPro一択」
パン+料理も楽しみたい人には圧倒的。焦げ目の美しさに感動という声多数。
どっちを買うべき?タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 朝食でパンを毎日食べたい | K11A(通常) | シンプル・失敗なし・定番機 |
| チーズトーストやグラタンも焼きたい | K11A-SE(Pro) | サラマンダーモードが便利 |
| デザイン・高級感を重視 | K11A-SE(Pro) | ステンレス調で映える |
| コスパ重視・トースト専用 | K11A(通常) | 価格が抑えめで十分満足 |
| 料理好き・アレンジ派 | K11A-SE(Pro) | 上火集中加熱で応用範囲が広い |
FAQ
- Q1. パン以外の料理にも使えますか?
- → はい。クラシックモードでグラタン・餅・冷凍食品なども調理可能。
Proモデルならさらに、ブリュレやグリル料理まで対応します。
- Q2. 水を入れ忘れるとどうなりますか?
- → スチームが出ず、普通のトースターと同じ焼き上がりになります。
- Q3. 掃除は簡単?
- → パンくずトレイを引き出して捨てるだけ。ボイラー部は布で拭くだけでOK。
- Q4. 保証は?
- → 購入から1年間(公式ストア購入なら2年間)。
まとめ|迷ったらPro。けれど通常モデルも名機
| 比較項目 | BALMUDA The Toaster (K11A) | BALMUDA The Toaster Pro(K11A-SE) |
|---|---|---|
| 画像 | ![]() | ![]() |
| 発売日 | 2023年10月5日 | 2023年11月16日 |
| 定価(税込) | 33,000円 | 38,500円 |
| 消費電力 | 1300W | 1300W |
| サイズ | 357×321×209mm | 357×324×209mm |
| 重量 | 約4.1kg | 約4.1kg |
| 運転モード | 【5モード】 トースト チーズトースト フランスパン クロワッサン クラシック | 【6モード】 トースト チーズトースト フランスパン クロワッサン クラシック サラマンダーモード搭載 |
| ヒーター構成 | 上下ヒーター | 上火集中ヒーター構造 |
| スチーム | 5ccボイラー式 | 5ccボイラー式 |
| 特徴 | スチーム焼きでパンを再現 | “プロの火入れ”を実現する 上火特化構造 |
| 向いている人 | パンを日常的に楽しむ人 | チーズトースト グラタン好き 料理好き |
| URL | ⇒【楽天市場】 ⇒【アマゾン】 ⇒【ヤフー】 | ⇒【楽天市場】 ⇒【アマゾン】 ⇒【ヤフー】 |
どちらを選んでも、バルミューダ独自のスチーム技術は共通。
違いは「料理の幅」と「焼き上がりの仕上げ」にあります。

COCOMOYA編集部。現場経験を持つ 第二種電気工事士・2級ボイラー技士・危険物乙4(乙種第4類)・エアコンクリーニング士・調理師 の資格保有者として、家電と暮らしにまつわる「ほんとうに使える情報」だけを発信しています。
エアコンや空気清浄機などの住宅設備から、キッチン家電・季節家電まで、実際の施工・メンテナンス・調理の経験を踏まえた視点でレビュー・比較を行うのがモットーです。
メーカー目線ではなく、あくまでユーザー目線で「失敗しない家電選び」をサポートします。

