「とにかく安いところがいいけど、遅いのは嫌だ」
「10ギガとかNUROとか、色々ありすぎて何が正解かわからない」
そんな人向けに、このページでは
- ・ソフトバンク光(AUNカンパニー)
- ・ドコモ光(NNコミュニケーションズ)
- ・@nifty with ドコモ光
- ・BB.excite光 10G
- ・Fon光(NURO系)
という5つの回線に絞って、
- ・3年間使ったときに一番安くなるのはどこか
- ・体感速度・快適さで有利なのはどこか
- ・どんな人はどの回線を選べば「損しない」のか
をわかりやすくまとめました。

「キャッシュバックもあるし、スマホ割もあるし、縛りもあるし…
自分で全部計算してたら日が暮れるから、“ちゃんと損しない選択肢”だけ教えてほしい…」
- 今回比較する5つの光回線の位置づけ
- 費用面でみた「結論」だけ先に言うと
- 5社の基本スペック比較!月額・最大速度・特典・スマホ割だけを残した比較表
- 費用面で一番お得なのはどこか?
- ドコモ光10ギガ(NNコミュ)が最安クラスになる理由
- BB.excite光 10Gは総額より“リスクゼロ”が強み
- ソフトバンク光10ギガとFon光は“セット割込み”で逆転もあり
- 速度・快適さで選ぶならどこが有利か?現実的には“全部速い”前提。その上での差はここ
- ドコモ光10ギガは「速さ×安定×サポート」のバランス型
- Fon光はゲーマー・配信向けのNURO系ハイパワー
- BB.excite光 10Gは逃げ道付きのシンプル10ギガ
- ソフトバンク光10ギガはスマホまとめでトータル快適
- タイプ別おすすめ|あなたに合う一社を選ぶ!ドコモユーザーで家族もドコモが多い人
- 申し込み前に必ずチェックしておきたい3つのポイント
- まとめ|費用ならドコモ光10ギガ、安心感ならBB.excite光 10Gが軸
今回比較する5つの光回線の位置づけ
まずは、今回扱う5社の“役割”をざっくり整理しておきます。
- ソフトバンク光(AUNカンパニー)
- → ソフトバンク/ワイモバイルユーザー向けの高額キャッシュバックの詳細はこちら
- ドコモ光(NNコミュニケーションズ)
- → ドコモユーザー向け、「3年トータル費用が最安クラス」の10ギガ回線の詳細はこちら
- @nifty with ドコモ光
- → 同じドコモ光10ギガを、@nifty特典付きで使いたい人向けの詳細はこちら
- BB.excite光 10G
- → 月額4,740円だけ・縛りなし・工事費0円の“逃げ道付き10ギガ”の詳細はこちら
この5つは、どれも「怪しい激安系」ではなく、
- 事業者の信頼性
- キャンペーンの分かりやすさ
- 速度・安定性
のバランスが取れているラインナップです。
費用面でみた「結論」だけ先に言うと
10ギガ・新規契約で3年間使う前提で、キャッシュバックやキャンペーンをすべて含めて一番安くなりやすいのは、
一方で、縛りなし・違約金なし・工事費残債なしで“いつでも逃げられる”のは
5社の基本スペック比較!月額・最大速度・特典・スマホ割だけを残した比較表
細かい条件を全部入れるとごちゃごちゃになるので、下の表では「重要なところだけ」に絞っています。
| 回線サービス | ソフトバンク光 | ドコモ光 | @nifty with ドコモ光 | BB.excite光 10G | Fon光 |
| 最大速度 | 1Gbps/10Gbps | 1Gbps/10Gbps | 1Gbps/10Gbps | 10Gbps | 2Gbps/10Gbps |
| 月額料金 (戸建ての目安・税込) | 約5,700円前後 ※SoftBank光公式料金に準拠 | 1ギガ:5,720円 10ギガ:6,380円 | 1ギガ:5,720円 10ギガ:6,380円 | 戸建・マンション共通 4,740円 | 2ギガ:4,378円 10ギガ:4,928円 |
| キャンペーン・特典 | ・オプション不要で 40,000円CB ・開通後 最短で現金振込 | ・10ギガ最大45,000円CB ・1ギガも高額CB | ・1ギガ20,000円CB ・10ギガ35,000円CB |
・月額以外ほぼ0円設計 ・2ヶ月目乗り換えで 2ヶ月分全額返金 |
・工事費実質無料 ・無線LAN標準装備 |
| スマホセット割 |
ソフトバンク/ワイモバイル おうち割 光セット |
ドコモ光セット割 (ドコモスマホ) |
ドコモ光セット割 (ドコモスマホ) |
専用セット割なし (キャリア自由) |
ソフトバンク おうち割 光セット |
| こんな人におすすめ | ・ソフトバンク/ワイモバユーザー ・高額CB+スマホ割を取りたい | ・家族でドコモ利用が多い ・10ギガ+CBを重視 | ・10ギガを試したいドコモユーザー ・プロバイダを@niftyで揃えたい | ・縛り・違約金・工事費残債が嫌 ・シンプルに10ギガを使いたい | ・ゲーム・動画重視の人 ・NURO系回線を安く使いたい |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
費用面で一番お得なのはどこか?
今回、「どこが一番安いか」を考えるときの前提はこんな感じです。
- ・10ギガプランで新規契約する
- ・3年間は解約せず使う想定
- ・工事費は「実質無料」キャンペーン込みでゼロ扱い
- ・スマホセット割(おうち割・ドコモ光セット割)は一旦ナシで比較
この前提で総支払額を比較すると、
- 位:ドコモ光10ギガ(NNコミュニケーションズ経由)
- 位:@nifty with ドコモ光 10ギガ
- 位:BB.excite光 10G
- 位:ソフトバンク光10ギガ(AUN)
- 位:Fon光10ギガ
という並びになります。
ドコモ光10ギガ(NNコミュ)が最安クラスになる理由

ドコモ光10ギガは、タイプAで月額6,380円前後。
ここに
- 10ギガ6ヶ月500円キャンペーン
- NNコミュの高額キャッシュバック(最大45,000円)
が乗ることで、3年トータルの支払いがグッと下がります。
- 最初の半年:500円×6ヶ月
- 残り30ヶ月:6,380円×30ヶ月
- 合計からキャッシュバックを差し引く
という計算すると、実質の月額は「4,000円台前半」まで落ちるラインになります。

「家族全員ドコモだし、スマホのセット割まで考えたら、
“ドコモ光10ギガ一択でよくない?”ってくらい数字的には強いね。」
BB.excite光 10Gは総額より“リスクゼロ”が強み

BB.excite光 10Gは、
- ・月額4,740円(戸建・マンション共通)
- ・初期費用・標準工事費0円
- ・契約期間の縛りなし
- ・解約金なし
- ・工事費残債なし
という「月額4,740円だけ見ればいい」シンプル設計です。
3年そのまま使うと、総額でみればドコモ光10ギガの方がお得ですが、
- 1〜2年で引っ越すかもしれない
- またすぐ別の回線に乗り換えるかもしれない
といった人にとっては、「いつ解約しても痛手がない」という安心感が非常に大きいです。
さらに、
新規申込で、利用開始2ヶ月目に他社へ乗り換えた場合に2ヶ月分全額返金
という制度もあるので、「10ギガを一度試してみたい」「ダメならすぐ乗り換える」といった使い方にも相性が良いです。
ソフトバンク光10ギガとFon光は“セット割込み”で逆転もあり
ソフトバンク光10ギガ(AUN)とFon光10ギガは、単体の3年総額だけでみると、BB.excite光 10Gやドコモ光10ギガより若干高くなりがちです。
ただし、
- ソフトバンク/ワイモバイルの「おうち割 光セット」
- 家族全員がソフトバンク系
といった条件が揃うと、
- スマホ代の割引が毎月数千円〜1万円レベルになる
- 3年トータルでは「回線代+スマホ代の合計」で逆転する
というケースも普通にあります。
つまり、
- 「回線単体」で見ればドコモ光10ギガ・BB.excite光 10Gが強い
- 「スマホセット割まで含めた家計トータル」で見ると、ソフトバンク光やFon光の方が得になることもある
ということになります。
速度・快適さで選ぶならどこが有利か?現実的には“全部速い”前提。その上での差はここ
今回の5社はどれも、
- 最大2ギガ〜10ギガクラス
- IPv6 IPoE対応(混雑に強い接続方式)
なので、正直なところ
- 普通のネット・動画・SNS・テレワーク
- 4K動画視聴
- 大きめのファイルダウンロード
くらいで「遅すぎて困る」というレベルにはまずなりません。
体感の差が出やすいポイント
- フレッツ系(ドコモ光・ソフトバンク光・BB.excite)か、NURO系(Fon光)か
- IPv6 IPoEでつないでいるかどうか
- 家の中のWi-FiルーターやLANケーブルの性能
などで、回線の“名前”じゃない部分もかなり大きいです。
ドコモ光10ギガは「速さ×安定×サポート」のバランス型
ドコモ光10ギガは、
- フレッツ10Gベースの回線
- 大手プロバイダ(タイプA/B)との組み合わせ
- IPv6 IPoEで混雑時間帯も安定しやすい
という構成なので、
- テレワーク
- オンライン授業
- 家族での動画同時視聴
を含めた「日常すべて」の使い勝手を考えたときのバランスが非常に良いです。

「仕事でも使うから、“たまに速い”より“いつも安定している”方が大事。
その意味では、ドコモ光10ギガはかなり無難な正解な気がする。」
Fon光はゲーマー・配信向けのNURO系ハイパワー

Fon光は、NURO光系の回線を使うサービスで、
- 下り最大2Gbps/10Gbps
- レイテンシ(Ping)が低く出やすい構造
- オンラインゲームや動画配信との相性が良い
といった特徴があります。
もちろんエリアや設備によって差はありますが、
- FPSや格闘ゲームなどリアルタイム性重視のゲーム
- TwitchやYouTubeでのゲーム配信
- 大容量ゲームのダウンロード
などをガッツリやる人にとっては、フレッツ系よりNURO系(Fon光)の方が“理論上優位”と言いやすい部分があります。
BB.excite光 10Gは逃げ道付きのシンプル10ギガ

BB.excite光 10Gも、回線自体はフレッツ10Gベースなので、
- 他の10ギガ回線と同じクラスの速度ポテンシャル
- IPv6 IPoEで混雑時間帯にも強い構成
大きな違いは、
- 縛りなし
- 解約金なし
- 工事費残債なし
という「いつでも乗り換えられる自由度」です。
もし仮に、
- 思ったほど速度が出ない
- 生活スタイルが変わって10ギガが不要になった
というときでも、BB.excite光 10Gなら「サクッと解約・乗り換え」がしやすいので、“10ギガを気軽に試せる”という意味での快適さもあります。
ソフトバンク光10ギガはスマホまとめでトータル快適

ソフトバンク光10ギガは、
- フレッツ系10ギガ+IPv6(BBIX)対応
- 速度クラスはドコモ光10ギガと同等レベル
なので、純粋な回線性能だけ見れば「十分速い」「遅くて困ることはまずない」ラインです。
そこに、
- ソフトバンク/ワイモバイルの「おうち割 光セット」
- 家族全員ソフトバンクで統一
という使い方をすると、
- 回線
- スマホ
- 請求の管理
を全部ひとまとめにできるので、「お金と管理の両方が楽」という意味でトータルの快適さが高くなります。
タイプ別おすすめ|あなたに合う一社を選ぶ!ドコモユーザーで家族もドコモが多い人
ドコモ光10ギガ(NNコミュニケーションズ経由)

@nifty with ドコモ光10ギガ

理由はシンプルで、
- 3年トータル費用が最安クラス
- ドコモ光セット割で家族全員のスマホ代が下がる
- 速度・安定・サポートのバランスが良い
からです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向けの光回線
- ・高額CB重視(最大50,000円):ソフトバンク光(AUNカンパニー)
- ・ゲーム・速度重視:Fon光(2ギガ/10ギガ)
「おうち割 光セット」が入る前提なら、
- 回線単体の総額では多少高くても、スマホ代の割引込みで見ると、トータルでは最安クラスになる
というケースも多いです。
引っ越しや転勤が多く、縛りが怖い人向けの光回線
- 縛りなし
- 違約金なし
- 工事費残債なし
という条件は、「またすぐ引っ越すかもしれない」「転勤族」という人にとって、数字以上に大きなメリットになります。

「どうせ2〜3年でまた引っ越すし、そのたびに工事費残債や違約金を払うのはさすがにしんどい…。
BB.excite光 10Gなら、もしもの時に“いつでも逃げられる”のが安心すぎる。」
ゲーム・動画をヘビーに使う人向けの光回線
仕事も含めて総合バランス重視 → ドコモ光10ギガ or ソフトバンク光10ギガ
ゲーム用PC・コンソール(PS5など)で、
- Pingの安定
- 大容量DLの速度
を少しでも重視するなら、NURO系(Fon光)を一度候補に入れておく価値は高いです。
申し込み前に必ずチェックしておきたい3つのポイント
1. 提供エリア・10ギガ対応エリア
- 同じサービスでも、「1ギガのみ」「10ギガは一部エリアのみ」というパターンが多い
- 番地レベルまで入力して、公式ページでエリア検索する
10ギガ前提で話してきましたが、エリア外なら素直に1ギガプランを選ぶ方が現実的です。
2. キャンペーンの適用条件と受け取り方
- いつ、どうやって申請するか(電話・Webフォーム・SMSなど)
- いつ振り込まれるか(翌月末・◯ヶ月目など)
- 「○ヶ月以内に申請しないと無効」などの締切
をメモしておき、スマホのカレンダーにリマインドを入れておくのがおすすめです。
3. 契約期間・解約金・工事費残債
- 2年 or 3年の定期契約かどうか
- 更新月以外で解約したときの解約金はいくらか
- 工事費分割の残りはいくらになるのか
ここまで確認した上で、
- 「3年は確実に住むから、定期契約でもOK」
- 「いつ引っ越すかわからないから、BB.excite光 10Gの方が安心」
と判断していくと、後から「知らなかった…」で損するリスクを減らせます。
まとめ|費用ならドコモ光10ギガ、安心感ならBB.excite光 10Gが軸
最後に、このページのポイントだけまとめると、
- 3年トータルの費用で一番安くなりやすいのは
- → ドコモ光10ギガ(NNコミュニケーションズ経由)
- 縛りなし・違約金なし・工事費残債なしで、いつでも逃げられる安心感が欲しいなら
- → BB.excite光 10G
- ソフトバンク/ワイモバイルで家族まとめるなら
- → ソフトバンク光10ギガ or Fon光(おうち割込みでトータル最安もアリ)
- ゲームや配信の快適さを少しでも優先したいなら
- → NURO系の Fon光 を候補に
という整理になります。
- 自分と家族のスマホキャリア
- 今の家にあと何年住むつもりか
- ゲームや動画へのこだわり度
この3つを軸に、「どの1社が自分にとって一番“損しない選択”か」を決めてあげればOKです。
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COCOMOYA編集部。現場経験を持つ 第二種電気工事士・2級ボイラー技士・危険物乙4(乙種第4類)・エアコンクリーニング士・調理師 の資格保有者として、家電と暮らしにまつわる「ほんとうに使える情報」だけを発信しています。
エアコンや空気清浄機などの住宅設備から、キッチン家電・季節家電まで、実際の施工・メンテナンス・調理の経験を踏まえた視点でレビュー・比較を行うのがモットーです。
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