はじめに|象印スチーム式加湿器、どっちを選べばいいの?
冬になると肌や喉の乾燥、ウイルス対策で欠かせない「加湿器」。
特に象印のスチーム式加湿器は、「清潔」「手入れが簡単」「信頼性が高い」として長年トップクラスの人気を誇ります。
しかし、2024年9月発売のEE-DE50と、翌年2025年9月発売のEE-DF50。
この2つのモデルは見た目も性能も非常に似ており、
- 「違いがよくわからない」
- 「どっちを買えば後悔しないの?」
と迷う人が急増しています。
この記事では、EE-DE50とEE-DF50の違い・口コミ・共通点・選び方を徹底解説。
最後まで読めば、あなたにピッタリの1台がわかります。
EE-DE50とEE-DF50のスペック比較表
| 項目 | EE-DE50 | EE-DF50 |
| 発売日 | 2024年9月1日 | 2025年9月1日 |
| 画像 | ![]() | ![]() |
| タイプ | スチーム式(加熱式) | スチーム式(加熱式) |
| 最大加湿量 | 約480mL/h | 約480mL/h |
| タンク容量 | 約4.0L | 約4.0L |
| 消費電力 |
湯沸かし時985W 加湿時410W |
湯沸かし時985W 加湿時410W |
| 適用床面積 |
木造和室〜8畳 プレハブ洋室〜13畳 |
木造和室〜8畳 プレハブ洋室〜13畳 |
| 連続加湿時間 | 強8h/中16h/弱32h | 強8h/中16h/弱32h |
| 湯沸かし音セーブ | あり | あり |
| 明るさ切替キー | あり | あり |
| サイレントモード | 無し | サイレントモード |
| チャイルドロック | あり | あり |
| 入/切タイマー | あり | あり |
| フィルター | 不要 | 不要 |
| クエン酸洗浄モード | あり | あり |
| サイズ | 約24×27.5×36.5cm | 約24×27.5×36.5cm |
| 重量 | 約2.9kg | 約2.9kg |
| 参考価格 | 約20,000円前後 | 約23,000〜25,000円 |
| 詳細 | ⇒楽天市場 ⇒アマゾン ⇒ヤフー | ⇒楽天市場 ⇒アマゾン ⇒ヤフー |
最大の違いは【サイレントモード(操作ブザーOFF機能)】の有無です。
「ピッ」「ピー」という操作音を完全にOFFにできるのが「サイレントモード」です。
両モデルの共通点を整理|「どちらを選んでも失敗しない理由」
見た目やサイズ、加湿性能がほぼ同じ2機種。
実は、共通して評価が高い「5つの強み」が存在します。
① 清潔な蒸気で加湿する「スチーム式」採用
象印の加湿器は100℃の蒸気をいったん冷まして約65℃で放出。
この構造により、超音波式や気化式で懸念される雑菌繁殖リスクを大幅にカットできます。
加熱式なので「白い粉(ミネラルダスト)」も出ず、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心して使えるのが魅力。
・沸とう加熱 → 殺菌済みの清潔な蒸気
・ 約65℃に冷まして放出 → やけどしにくく安全
② フィルター不要!お手入れが圧倒的にラク

両モデルともフィルターを使わない構造です。
面倒なフィルター交換やカビ掃除が不要で、タンク内はフッ素加工の内容器だから汚れもつきにくい。
加えて、象印独自の**「クエン酸洗浄モード」**を搭載。
ボタン1つで自動洗浄ができ、カルキや水あかを落とせるため、長く清潔に使えます。
・洗剤不要、クエン酸だけでOK
・広口で手が入る設計で洗いやすい
③ 湯沸かし音セーブで静かな立ち上がり
スチーム式は沸とう音が気になる人も多いですが、
象印の「湯沸かし音セーブ」機能は、沸とう時の泡立ちを制御し、音を低減。
特に夜間や寝室での使用時に、「ゴボゴボ」という音が軽減されます。
EE-DF50では制御がより滑らかになり、音のトーンが柔らかくなった印象。
④ 安心の「トリプル安全設計」

象印が評価される大きな理由が、安全設計の徹底です。
両モデルとも以下の3つを標準搭載。
- チャイルドロック(ボタン誤操作防止)
- ふた開閉ロック(転倒時に湯がこぼれにくい)
- 転倒湯もれ防止構造(内部構造で安全性を確保)
小さなお子さまやペットがいる家庭でも安心。
⑤ 明るさ切替キーで夜も快適
操作部のLEDランプは「明るい/暗い」2段階切替。
寝室での使用中に光が気になる場合でも、ワンタッチで減光できます。
この機能はDE・DFどちらにも搭載されています。
次に違いを解説|EE-DE50とEE-DF50の“唯一の差”
2機種の差はわずかですが、使い勝手に直結する大きな違いがあります。
サイレントモード(操作ブザーOFF機能)
- EE-DE50:なし
- EE-DF50:あり(新搭載)
DE50では「ボタン操作時」や「設定完了時」に「ピッ」「ピー」という操作音が鳴ります。
EE-DF50では、このブザー音を完全にOFFにできる「サイレントモード」が新搭載されました。
- ボタン音・ブザー音をすべてカット
- 就寝中・赤ちゃんが寝ている部屋で快適
- OFF/ONはボタン長押しで切り替え可能
この機能がDFシリーズの最大の進化点です。
操作性と静音性の微調整
内部制御(マイコン制御)がブラッシュアップされ、EE-DF50では湯沸かし音セーブ時の立ち上がりがよりスムーズに。
蒸気が安定するまでの時間もやや短く感じられます。
体感的には“待ち時間のストレスが少ない”モデルです。
電気代はどっちが安い?(消費電力比較)
2機種の消費電力はまったく同じ。
| 運転モード | 消費電力 | 1時間あたり電気代 |
|---|---|---|
| 強 | 約410W | 約12.7円 |
| 中 | 約230W | 約7.1円 |
| 弱 | 約115W | 約3.6円 |
「湯沸かし時」は985Wとなるものの、これは沸とう時のみ。
連続運転では410Wが基準なので、1日8時間使っても約100円前後です。
スチーム式としては効率がよく、電気代での差はゼロといえます。
共通機能をもう少し詳しく(初心者でもわかる)
① 湿度モニターで「加湿しすぎ」を防ぐ

両モデルには湿度モニターランプが搭載されています。
部屋の状態を「高湿/適湿/低湿」の3段階ランプで表示。
「湿りすぎて窓が結露する」ような失敗を防げます。
② 入/切タイマー機能で便利に節電

- 入タイマー(4・6・8時間後)
- 切タイマー(1・2・4時間後)
を組み合わせることで、就寝中や外出時の運転を自動管理。
電気代をムダにせず、加湿しすぎも防げます。
③ クエン酸洗浄モードでラクに清掃

象印の定番人気機能。
ボタンひとつで加熱+クエン酸洗浄を自動実行し、
約1時間半で水アカやカルキを除去します。
- クエン酸30g+水 → 洗浄ボタン押すだけ
- 洗浄終了は自動でブザー通知(DFはサイレント中は無音)
④ 転倒湯もれ防止構造

万が一倒れても、内部の「流路制御」と「ふたロック」が作動し、高温の湯が外に出にくい設計。
安全面でも象印は他社の追随を許しません。
ユーザー口コミ・評判まとめ
EE-DE50(2024)

「手入れが本当にラク!」
「夜に音が少し気になるが問題なし」
「1日中つけっぱなしでも部屋がカラカラにならない」
EE-DF50(2025)

「サイレントモードが神機能!」
「寝室でも全く音がしない」
「デザインが高級感あり」
「買うなら最新モデルでしょ」
口コミでも「静音性」「快適性」でDF50が高評価を集めています。
EE-DE50とEE-DF50の選び方まとめ
| 選ぶ基準 | おすすめモデル |
|---|---|
| 操作音を完全に消したい | EE-DF50(2025モデル) |
| 少しでも価格を抑えたい | EE-DE50(2024モデル) |
| 長く清潔に使いたい | 両方OK |
| 最新モデルが欲しい | EE-DF50(2025モデル) |
| 安全・省メンテを重視 | どちらも安心設計 |
まとめ|2025年に選ぶならどっち?
- EE-DE50(2024年モデル)
- → ベーシックでコスパが良く、機能は充実。
- EE-DF50(2025年モデル)
- → 静音性とデザインを強化した“完成版”。
結論:迷ったらEE-DF50を選べば間違いなし。
サイレントモードの恩恵は想像以上で、夜間や赤ちゃんの寝室でも快適です。
どちらを選んでも「手入れがラク・清潔・安全」の三拍子がそろった一台。
加湿器選びで迷っているなら、象印のスチーム式シリーズがベストチョイスです。

