「高いけど売れてる」リファドライヤーシリーズの真相
美容家電の中でも、常に注目を集めているのが「ReFa（リファ）」のドライヤーシリーズ。
2025年春、最新モデルとして「リファビューテック ドライヤー S+」と「リファビューテック ドライヤースマート ダブル（SMARTW）」が登場しました。
どちらも定価は約4万円。
「ドライヤーに4万円!?」と驚く人も多いですが、SNSや家電量販店ではすでに大ヒット中。
しかも“高いのに売れている”理由には、明確な技術的根拠と体験価値があります。
この記事では、両モデルを実際に比較しながら、
- スペックや性能の違い
- 髪質・使い方別のおすすめ
- なぜ高くても売れているのか？
まで、わかりやすく解説します。
結論｜迷ったらこう選ぶべき！
髪を“丁寧にケア”したい人にはS+、効率よく“時短で乾かしたい”人にはSMART W。
この2つは性能の方向性が異なり、「上位互換」というよりも用途別の最適解といえます。
リファドライヤーとは？シリーズの全体像
リファのドライヤーは、「プロのブロー技術を家庭で再現する」ことをコンセプトに開発されています。
熱ダメージを抑えながら、髪内部の水分をコントロールして**“乾かす＝美しくする”**を両立させたブランド。
これまでの主要シリーズは以下の通りです。
| モデル | 特徴 | 発売時期 |
|---|---|---|
| BEAUTECH DRYER PRO | 初代ハイパワーモデル | 2020年頃 |
| BEAUTECH DRYER SMART | 小型・軽量化モデル | 2022年 |
| BEAUTECH DRYER S+ | 最新軽量＋しっとり仕上げ | 2025年 |
| BEAUTECH DRYER SMART W | 最新速乾＋海外対応 | 2025年 |
S+とSMART Wは同時期に登場した兄弟モデルで、どちらもリファの最新テクノロジー「センシングプログラム」を搭載しています。
リファドライヤーS+とスマートW違い・スペック
| 比較項目 | リファ S+ | リファ SMART W |
|---|---|---|
| 画像 |  |  |
| 価格（税込） | ¥39,600 | ¥40,000 |
| 電源 | AC100V | AC100V–240V （海外対応） |
| 消費電力 | 1200W（HOT・HIGH時） | 1150W（HOT・HIGH時） |
| 温風温度 | 約90℃（HIGH時） | 約85℃（HIGH時） |
| 風量 | 約0.9㎥/分 | 約1.0㎥/分 |
| 重量 | 約495g | 約520g |
| サイズ | 224×42×199mm | 230×49×209mm |
| 機能 | センシング（SCALP／MOIST） | センシング（SCALP／MOIST） |
| 折りたたみ | 〇 | 〇 |
| 海外対応 | ×（国内専用） | ○（100–240V） |
| URL | ⇒【楽天市場】 ⇒【アマゾン】 ⇒【ヤフー】 | ⇒【楽天市場】 ⇒【アマゾン】 ⇒【ヤフー】 |
違い①｜電圧対応（海外使用の可否）
- S+：国内専用（AC100V）
- SMART W：100〜240V対応で海外でも使用可能
出張や海外旅行が多い人、あるいはジムなどで使いたい人にはSMART Wが圧倒的に便利。
リファとして初の「デュアル電圧対応」で、これが人気の大きな要因になっています。
違い②｜風量と速乾性能
出典：refa.net
風量はSMART Wが約1.0㎥/分で、S+の約0.9㎥/分をわずかに上回ります。
実際に使うと、Wの方が風の圧力が強く、髪が根元から早く乾く印象。
忙しい朝や長い髪を一気に乾かしたい人にはSMART Wが時短になります。
一方S+は風量よりも温度と質感コントロール重視。
「柔らかくまとまる髪」に仕上がるため、髪の広がりやクセが気になる人に好まれます。
違い③｜温風温度と仕上がりの質感
出典：refa.net
- S+：約90℃
- SMART W：約85℃
S+はやや温度が高く、しっとりまとまる艶髪仕上げ。
SMART Wは温度を抑え、速乾かつ軽い仕上がり。
特にロングヘア・ダメージ毛はS+の保湿仕上げが効果的。
逆にショートヘア・メンズ・ボリュームが出にくい髪質にはSMART Wの風が合います。
違い④｜重さと操作性
- S+：495g
- W：520g
たった25gの差ですが、長時間ブローする女性にとってはS+の軽さが快適。
一方Wはモーター性能向上でパワー感があり、男性や髪量が多い人に好まれます。
違い⑤｜デザインとカラーバリエーション
S+
出典：refa.net
S+は女性的でシンプル。
SMART W
出典：refa.net
SMART Wはアルミ調の高級感あるデザインで、ブラックやアイボリーなど男女問わず人気。
なぜ高いのに売れているのか？5つの理由
- ① 美容師級のブローを自動で再現できるから
- リファ独自の「センシングプログラム」が、髪の温度を自動調整。
風を当てすぎず、過熱を防ぎながら髪を乾かすため、誰でもサロン級の仕上がりを再現できます。
- ② 髪を“乾かす”ではなく“美しくする”設計
- 一般的なドライヤーは「熱で乾かす」。
リファは「水分をコントロールしてツヤを引き出す」。
そのため乾燥後でも毛先がパサつかず、手触りがしっとり。
- ③ 熱ダメージを防ぐ圧倒的な温度制御
- 髪の表面温度が約60℃を超えるとダメージが進行しますが、リファは自動で温冷を切り替え、髪表面温度を一定に保ちます。
この機能は高級モデルならではのテクノロジーで、安価モデルには搭載されていません。
- ④ “時間×美髪”の価値
- SMART Wは風量UPで乾燥時間を約30％短縮（自社比）。
S+は低温でしっとり乾燥。
「時間がないけど美髪を保ちたい」層のニーズを見事に捉えています。
- ⑤ SNS・ギフト需要の拡大
- リファは美容ブランドとしての信頼が高く、「高いけど買ってよかった」と口コミが多発。
誕生日や記念日ギフトにも選ばれるため、価格以上の“体験価値”が認められています。
口コミ・評判まとめ
リファ S+の口コミ
- 「髪が柔らかくまとまる」
- 「乾かす時間は普通だけど仕上がりがサロン級」
- 「静音で夜も使いやすい」
リファ SMART Wの口コミ
- 「風量がすごい！すぐ乾く」
- 「海外でも使えるのが便利」
- 「夫婦で共有できるデザイン」
共通点は、**「ツヤ・まとまり・使用後の手触りが全く違う」**という実感。
多くの人が「もう普通のドライヤーには戻れない」と評価しています。
おすすめの選び方まとめ
| ニーズ | おすすめモデル |
|---|---|
| 髪をしっとりまとめたい | S+ |
| 髪を早く乾かしたい | SMART W |
| 海外でも使いたい | SMART W |
| 軽さ重視 | S+ |
| 家族・夫婦で共有したい | SMART W |
| ロングヘア・ダメージ毛 | S+ |
| ショート・メンズヘア | SMART W |
どこで買うのが安心？（正規販売ルート）
リファ製品は人気ゆえに非正規品や偽物の流通も確認されています。
安全に購入するなら、以下のいずれかがおすすめです。
いずれもメーカー保証1年付き。
価格はどこも税込¥39,600（S+）／¥40,000（SMART W）前後で統一されています。
よくある質問（FAQ）
- Q：海外で使えますか？
- A：SMART Wは100〜240V対応で変圧器不要。S+は国内専用です。
- Q：風量の違いは体感できますか？
- A：SMART Wの方が1割ほど強く、速乾性能が高いです。
- Q：髪のダメージが気になる人はどっち？
- A：S+がおすすめ。温度制御が穏やかで、しっとりまとまります。
まとめ｜どちらも“高いけど価値がある”
ReFa BEAUTECH DRYER S＋（エスプラス）
スペック
- 価格：39,600円（税込）
- 電源：AC100V（国内専用）
- 消費電力：1200W（HOT・HIGH時）
- 風量：約0.9㎥/min
- 温風温度：約90℃（HIGH時）
- 重量：約495g
- カラー展開：ホワイト／ピンク
- センシング機能：SCALP・MOIST（自動温冷切替）
・軽くて扱いやすい・しっとりまとまる髪質に仕上がる・ダメージケア・ロングヘア向け・国内専用モデル
ReFa BEAUTECH DRYER SMART W（スマート ダブル）
スペック
- 価格：40,000円（税込）
- 電源：AC100V〜240V（海外対応）
- 消費電力：1150W（HOT・HIGH時）
- 風量：約1.0㎥/min
- 温風温度：約85℃（HIGH時）
- 重量：約520g
- カラー展開：ホワイト／ブラック／ピンク／アイボリー
- センシング機能：SCALP・MOIST（自動温冷切替）
・風量が強く速乾性が高い・海外でも使えるデュアル電圧対応・メンズや家族共有にも最適・高級感あるデザイン
リファのドライヤーが「高いのに売れている」のは、単なるブームではなく、確実に体験価値を提供しているからです。
- S+：軽量でしっとり仕上げ。自宅ケア特化。
- SMART W：速乾・海外対応・高級感のある万能モデル。
価格差はわずか400円。
自分のライフスタイル（使う場所・時間・髪質）で選ぶのが最も後悔しない方法です。
COCOMOYA編集部。現場経験を持つ 第二種電気工事士・2級ボイラー技士・危険物乙4（乙種第4類）・エアコンクリーニング士・調理師 の資格保有者として、家電と暮らしにまつわる「ほんとうに使える情報」だけを発信しています。
エアコンや空気清浄機などの住宅設備から、キッチン家電・季節家電まで、実際の施工・メンテナンス・調理の経験を踏まえた視点でレビュー・比較を行うのがモットーです。
メーカー目線ではなく、あくまでユーザー目線で「失敗しない家電選び」をサポートします。
