花粉・PM2.5・ハウスダストを素早く減らしつつ、夜は静かで電気代も安い──そんな理想の空気清浄機はどれか。
ペットや料理、タバコ由来の生活臭まで気になる今、シャープ/ダイキンなどの国内勢に加え、北欧ブランドのブルーエアも選択肢に入ってきました。
数あるモデルの中で、寝室・書斎・12畳前後の個室にぴったりの1台を探している方に注目なのが Blue Max 3250i です。
本記事では、3250iの静音性・清浄スピード・省エネ性というコア性能を徹底解説。
さらに実用シーンでのメリット/注意点、電気代の実数値シミュレーション、フィルターの交換目安・型番・お手入れまで、購入前に知っておきたい情報を1本に集約しました。
「静かで、速く、安く運転できる」という3250iの魅力を、実際の暮らしでどう活かすか──ここから詳しく見ていきましょう。
Blue Max 3250iの基本スペックと“サイズ以上の実力”

- 商品名:Blue Max 3250i
- 型番:110157 / JAN:0689122023687
- JEMA適用床面積:~37㎡(22畳)
- AHAM推奨床面積:~20㎡(12畳)
- 8畳の清浄時間:約13分
- 風量:1.0〜4.8 m³/分
- CADR:タバコ煙/ホコリ/花粉 いずれも141 cfm(ANSI/AHAM AC-1-2020に基づく表示)
- 消費電力:2.5–20W(100–240V対応)
- 運転音:18–46 dB(A)(ナイト〜最大運転)
- センサー:ホコリセンサー搭載/ニオイセンサー非搭載
- サイズ/重量:269×269×高さ481mm/約3.4kg(軽量・キューブ型の省スペース)
3250i は 「静音 × 省エネ × 速い清浄」 が武器のミニマルモデル。
寝室や書斎、子供部屋など 12畳前後での使用に最適。
3250iの特徴【最重要ポイント】
① HEPASilent®ベースの“高効率×低騒音”設計

粒子の帯電(イオン化)と高性能フィルターを組み合わせるブルーエア独自の思想(HEPASilent®)で、パワーを絞っても粒子補集効率を高く保てるのが核心。
結果として静音(18dB)と低消費電力(2.5–20W)で日常使いに強い。
② CADR 141 cfm × 約13分で8畳クリア

CADR 141(米国基準の浄化スピード指標)を持ち、8畳なら 約13分で空気を入れ替え可能。
帰宅直後の花粉や料理後の空気も、短時間でクリーンにしてくれます。
③ 18–46dB:寝室セーフな静音レンジ

運転音は 最小18dB。これは「木の葉がふれあう音」と同じくらいの静かさで、寝室で使っても気になりません。
夜の就寝時にも安心です。
④ スマホ連携で“空気が見える”

専用アプリ連携で室内/屋外の空気質の可視化、リモート操作、フィルター寿命の確認などが可能。
ナイトモードの自動化や外出先からの操作で「帰宅時にクリーン」を実現。
⑤ 省スペース・軽量3.4kg

269mm四方、約3.4kg。持ち上げて掃除の際にスッと移動でき、ワンルームや子ども部屋にも置きやすい。
⑥ プレフィルターは“洗える”

布地のプレフィルターは掃除機 or 洗濯機で洗浄可。日常のホコリを手軽にリフレッシュでき、内部フィルターの寿命も守れます。
インテリアを邪魔しない北欧テイストのカラープレフィルター(別売)も選べます
電気代を“使い方別”に具体計算(31円/kWh)
計算式(1日8時間・月30日運用):月額 ≒ 消費電力(W)× 7.44円
- ナイト(2.5W):約19円/月(2.5×7.44)
- 標準(10W想定):約74円/月
- 強(20W):約149円/月
24時間つけっぱなしのとき
- 2.5W:約56円/月
- 20W:約446円/月
実使用は自動制御で負荷が上下。8時間運用なら月20〜150円、24時間でも月60〜450円のレンジに収まります。
毎日つけっぱなしでも家計にやさしい省エネ設計です。
実際の使い心地(口コミレビュー)
良い口コミ

ナイトモードは本当に静か。寝返りで布団を擦る音のほうが気になるくらいで、18dBの数字に納得。朝起きたときの鼻のムズムズが軽くなりました。

帰宅してから13分程度で8畳がクリアになる“速さ”が体感できる。玄関で服をはたいてもどうしても入る花粉に、スッと反応してくれるのが助かる。

日中は自動で風量が上がり下がり。電力が最大20Wまでなので、一日8時間でも月100円前後で済むのが嬉しい。電気代を気にせず常用できます。

3.4kgで私でも動かせる。掃除ロボの導線を邪魔しない“キューブ型”が地味に良い。デザインも北欧家電らしく主張しない。
評価の低い口コミ

ニオイセンサー非搭載なので、ニオイの反応は“粒子変化の代替検知”っぽい。焼肉直後の立ち上がりは強運転に手動で上げるほうが速い

アロマを焚くと強運転で“香りまで”抜けやすい。香り家電との両立は“部屋分け”がコツ。

メインフィルターが6〜9か月交換は、他社の『1〜2年』と比べて短く感じる。CADR(清浄スピード)を重視した代償と思えば納得。
よくある質問(FAQ)
- 12畳以上の部屋でも使える?
- 可能。ただしAHAMの推奨は20㎡(約12畳)で、37㎡(22畳)JEMA適用は“日本基準の最大対象”。広めのLDKでは2台運用や設置位置の最適化が現実的。
- 本当に静か?
- 18–46dB(A)のレンジ。ナイトは寝室で気になりにくいレベル。強運転は46dBなのでTVの音量を1段上げる程度の配慮は必要。
- 電気代は?
- 2.5–20Wなので、8時間/日なら月約19〜149円。24時間でも月約56〜446円の目安(31円/kWh)。数値は公式消費電力に基づく。
- ニオイ対策は弱い?
- ニオイセンサー非搭載ゆえ自動反応のきっかけは粒子寄り。ただしメインフィルターは脱臭機能も内蔵。焼肉などは一時的に手動で強にする運用がベター。
使いこなし術(編集部おすすめ)
- 入口側配置:玄関・廊下・キッチン横など、汚れの侵入経路に置くと吸い込みが効く。
- 高さ合わせ:空調の吹き出しやサーキュレーターと気流を合わせると、部屋の端まで清浄空気が回る。
- 換気との併用:CADRは“装置内の浄化スピード”。CO₂やガス臭は換気が必要。
- 洗えるプレフィルター:週1回の吸引+月1回の洗濯で中身を長持ち。
- フィルター交換はアプリで管理:ランプ点灯→手動リセットを忘れずに。
競合比較:“3250i”はおすすめ?!
- シャープ KC-T50(加湿空清)⇒口コミ詳細はこちら
- → 加湿一体で冬・花粉に強い。電気代は中運転で月97円程度(13W想定)。
「乾燥も一台で」が絶対ならKC-T50、粒子清浄の速さと静音を取るなら3250i。
- ダイキン MC555⇒口コミ・詳細はこちら
- → フィルター10年交換不要のランコス特化。広めの部屋やニオイ分解重視なら有力。
一方で最小19dBと静かだが、3250iの18dBと低消費電力は寝室向けとして魅力。
- Airdog X3D(洗浄式)
- → フィルター交換不要で長期コストを抑えられる。ただし水洗いメンテの手間が合うかが分かれ目。
静かさとサイズで選ぶなら3250i。
寝室・書斎・子供部屋で静かに使いたい”人には3250iがおすすめ“
広いリビングを1台で”ならダイキンなどの大風量型、“
乾燥まで一台”ならシャープが候補。
⇒【2025年最新版】空気清浄機おすすめ5選|寝室・リビング・花粉・省エネまで用途別に厳選(本記事の3250iも掲載)
まとめ|Blue Max 3250iは“静音×省エネ×クイック”で日常が変わる
3250iの価値をひと言で:
静かに、軽やかに、素早く。——この3点を、2.5–20Wという省エネレンジのまま実現する“日常最適化”モデル。

- 静音:18dB〜46dBで寝室セーフ。
- 省エネ:8h/日で約19〜149円/月。つけっぱなしでも負担が小さい。
- 速さ:CADR 141・8畳13分の俊敏さで、花粉・ホコリに即応。
- 扱いやすさ:洗えるプレフィルター&交換リマインドで手入れも迷わない。
こんな人に最適
- 夜間の物音に敏感/睡眠の質を大事にしたい
- 電気代を抑えつつ常用したい
- 花粉・ホコリの粒子系を主に対策したい
- 省スペースで部屋の雰囲気を崩したくない
Blue Max 3250i は「寝室や個室を静かに、省エネで速やかに浄化したい人」にベストな選択肢です。

