スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホン、ノートパソコンまで。
現代の生活に欠かせないデバイスを快適に使い続けるためには「モバイルバッテリー」は必須アイテムです。
外出先でのスマホ充電切れ、出張や旅行時の長時間利用、災害時の非常用電源など、用途によって求められる条件は大きく変わります。
本記事では、数あるモバイルバッテリーの中から 「信頼性」「使いやすさ」「容量」「充電スピード」 の観点で厳選したおすすめモデルを5つご紹介。
さらに、それぞれの製品の強み・弱みや「どんな人に向いているのか」を徹底解説します。
モバイルバッテリーを選ぶ前に押さえておきたいポイント
容量(mAh)
- 5,000mAh前後:スマホ1回フル充電。コンパクト重視の人向け。
- 10,000mAh前後:日常使いに最適。スマホ2〜3回分。
- 20,000mAh以上:旅行や出張、災害対策に安心の大容量。
出力(W)
- 18W前後:スマホの急速充電が可能。
- 30W以上:タブレットやMacBook AirなどノートPCも充電可能。
機能
- パススルー充電:スマホとバッテリーを同時に充電。
- 残量表示:数値やLEDでバッテリー残量を確認できる。
- ケーブル一体型:ケーブルを持ち歩かずに済む。
おすすめモバイルバッテリー5選
「安い海外ノーブランド製」と比べて、今回紹介する製品は 安全性(PSE認証・保護回路) と 出力の安定性 に優れています。
安さだけで選ぶと「充電できない」「異常発熱する」などのトラブルにつながるため要注意です。

Anker PowerCore Essential 20000|大容量の安心感
- 容量:20,000mAh
- 重量:約343g
- 出力:最大15W(PowerIQ & VoltageBoost)
- ポート:USB-A×2
特徴

- 超大容量:iPhone 16を約4回、Galaxy S24を約4回、iPad mini 6を2回以上充電可能。
- 災害対策にも安心:停電時の非常用電源としても十分な容量。
- 安全性:Anker独自の多重保護システムで長期間安心して利用可能。
- デザイン性:メッシュ加工で汚れにくく、持ちやすい。
メリット・デメリット
メリット・デメリット
メリット:旅行や出張に最適な大容量・コスパが高い・2台同時充電可能
デメリット:サイズがやや大きく重め(ポケットには不向き)
こんな人におすすめ
災害時にも備えておきたい人・外出時間が長く、スマホ・タブレットを頻繁に使う人
Anker PowerCore III Fusion 5000|充電器とバッテリーのハイブリッド
- 容量:5,000mAh
- 重量:約176g
- 出力:最大18W(USB-C PD対応)
- ポート:USB-C×1、USB-A×1
特徴

- 1台2役:モバイルバッテリー+USB急速充電器
- コンセント直挿し:ケーブル不要で約2時間40分で本体充電
- 2台同時充電:USB-CとUSB-Aで合計最大15W出力
- 低電流モード:イヤホンやスマートウォッチに最適
メリット・デメリット
メリット・デメリット
メリット:旅行や出張で荷物を減らせる・充電器とバッテリーの両方を兼ね備えて便利・折りたたみプラグで収納しやすい
デメリット:容量が少なめでスマホ約1.5回分程度・ノートPCには非対応
こんな人におすすめ
コンセント充電とモバイルバッテリーをまとめたい人・出張や外泊が多いビジネスパーソン
CIO SMARTCOBY Pro 30W|コンパクト&高出力
- 容量:10,000mAh
- 重量:約183g
- 出力:最大30W(USB-C PD対応)
- ポート:USB-C×1、USB-A×1
特徴

- クレジットカードサイズ:持ち運びに便利な小型設計
- 高出力30W:スマホはもちろん、MacBook Airも充電可能
- 残量表示:数値LEDでバッテリー残量を確認
- パススルー機能:スマホを充電しながら本体も同時充電
メリット・デメリット
メリット・デメリット
メリット:コンパクトで高性能・LED数値表示で残量が分かりやすい・国内メーカーによる安心保証
デメリット・価格はやや高め・同時充電は出力が制限される
こんな人におすすめ
軽量・コンパクトでノートPCも充電したい人・数値表示で正確に残量を把握したい人
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In Cable)|ケーブルレスで手軽
- 容量:5,000mAh
- 重量:約102g
- サイズ:77 × 37 × 25mm
- 出力:最大22.5W(USB-C一体型端子)
特徴

- ケーブル不要:USB-C一体型でそのまま充電可能
- 折りたたみ式端子:他の荷物を傷つけず持ち運びやすい
- 超コンパクト:ポケットに収まるサイズ感
- 急速充電:スマホを最大3倍速で充電可能
メリット・デメリット
メリット・デメリット
メリット:ケーブルを持ち歩く必要なし・軽量で携帯性抜群・出力が強力でスマホ急速充電可能
デメリット:容量が少なめでスマホ1回分程度
こんな人におすすめ
外出時の「ケーブル忘れ」を防ぎたい人・最小限の荷物で身軽に動きたい人
ELECOM DE-C70L-10000BK|安心の日本メーカー製
- 容量:10,000mAh
- 重量:約190g
- サイズ:58 × 26.5 × 81.5mm
- 出力:最大30W(USB-C PD対応)
- ポート:USB-C×2
特徴

- 30W高出力:スマホ・タブレット・ノートPC・Switch対応
- まとめて充電:本体とスマホを同時に充電可能
- 安全設計:5つの保護機能、PSE認証、USB-IF試験合格
- 環境配慮:エコ素材使用、プラスチック削減
メリット・デメリット
メリット・デメリット
メリット:高出力でノートPCも充電可能・日本メーカー製で安心感が高い・残量4段階LED表示
デメリット:同時充電時は出力が制限(最大15W)・デザインはややシンプル
こんな人におすすめ
国内メーカーの安心感を重視する人・ノートPCやSwitchも充電したい人
モバイルバッテリーの選び方まとめ
- 容量重視なら → Anker PowerCore Essential 20000
- 充電器を兼ねたいなら → Anker PowerCore III Fusion 5000
- コンパクト高性能なら → CIO SMARTCOBY Pro 30W
- ケーブルレス重視なら → Anker Nano Power Bank
- 日本メーカーの安心感なら → ELECOM DE-C70L-10000BK
よくある質問(Q&A)
- モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?
- 100Wh以下であれば持ち込み可能です。今回紹介した5製品はすべてOK。
- 何年くらい使える?
- 充放電約500回が目安。2〜3年で買い替え推奨。
- 安全性は大丈夫?
- PSE認証や多重保護機能がある製品を選べば安心です。
- 充電しながら使ってもいい?
- パススルー対応モデルならOK。ただし発熱には注意。
他製品との比較
「安い海外ノーブランド製」と比べて、今回紹介した製品は 安全性(PSE認証・保護回路) と 出力の安定性 に優れています。
安さだけで選ぶと「充電できない」「異常発熱する」などのトラブルにつながるため要注意です。
まとめ|あなたに合う最適な1台は?
- 容量重視なら → Anker PowerCore Essential 20000
- 充電器を兼ねたいなら → Anker PowerCore III Fusion 5000
- コンパクト高性能なら → CIO SMARTCOBY Pro 30W
- ケーブルレス重視なら → Anker Nano Power Bank
- 日本メーカーの安心感なら → ELECOM DE-C70L-10000BK
モバイルバッテリーは「自分の利用シーン」を想定して選ぶことが大切です。
この記事で紹介した5つの製品はいずれも信頼性が高く、口コミ評価も優れています。
あなたの生活に最適な1台を選んで、スマホの電池切れ不安から解放されましょう。






